Sidenote (1): Bob & Doug McKenzie

Bob & Doug McKenzie


Bob&Doug




・・・ついはまってしまいました。
SCTVの生んだ大スター(?)Bob & Doug McKenzieことリック・モラリスとデイヴ・トーマスのコンビ。
口から出てくる言葉は典型的なカナダのステレオタイプ・・・
たとえば、文章の最後に"eh?"をつけるとか、「Hoser!」とか(笑)。
「G'day」ってのもあったっけ。
かれこれ20年ほど前のコメディショーですが、カナダ産のプログラムが
ここアメリカでも大うけで、アルバムは出しちゃうわ、映画は作っちゃうわ(実は見たことがある私)・・・

とあることがきっかけで、彼らのヒットシングル(?)「Take off」を手に入れちゃった私。
もう、最近こればっかり聞いてます(笑)。
Coo roo coo coo, coo coo cooって言うフレーズが頭にこびりついて離れません。
この曲に参加したRushのGeddy Leeとのやり取りが曲にフィーチャーされているのですが、
これがまたおなかがよじれるぐらいにおかしいです・・・
Geddy, まじめにやってたんでしょうか?

良くも悪くも、カナダのステレオタイプを強調したコメディですね。
メディアにおけるステレオタイプが専門分野の一部の私としては
あんまり手放しで笑ってる場合でもないんですが、
ま、コメディということで。
でもカナダでは確かに「eh?」というのは良く聞きました。
うつっちゃったよ、私も。で、アメリカに戻ってきてつい「eh?」なんていってしまったら
同僚たちからの冷ややかなコメント「アンタ、ここはアメリカ。わかってる?」

カナダに引っ越す前にアメリカに6年いた私は、
「カナダだってアメリカだってそうかわらないんじゃないの?」なんて思ってたのですが、
結構違いましたねぇ、いろんな面で。
話す言葉にしても、ボキャブラリーにしてもそう。
長い間とあるカナダ人がパートナーだったんですが
ことあるごとにわたしの「アメリカかぶれ」をからかわれましたが、
そういうときに私は「何さ、Hoser!」とかいって言い返してました(笑)。
口げんかじゃ、負けないわよ。

でもこのアルバムって今手に入るのかなぁ?
DVDとか出てたらぜひ購入しておきたいわ。
カナダのプログラムって、どうもつまらないという偏見があったのですが、
これはおもしろいです。はい。
コメディやユーモアを母国語以外で理解するのは難しいというけれど、
Bob&Dougは単純だから大丈夫。
さ、あなたもTake off to the Great White North!





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